競馬ファン歴10年の学生ダラダラ日記

10年以上競馬ファンのしがない大学生のブログです。競馬中心に書いていきます。予想はレース分析や血統を中心に考えてます。

阪神タイガース最下位に寄せて。後編

さて、以前書いた記事の後編です。

前編はこちら💁‍♂️https://argent-glass.hatenablog.com/entry/2018/10/08/225316

 

 

いきなりですが私の思う阪神低迷最大の原因を挙げます。

 

中堅層、特に野手の圧倒的薄さ

 

これに関しては致命的なものがあります。まあ、おおよそ27〜32歳くらいを念頭に語りますが、まずは西武、広島から確認します。

埼玉西武ライオンズ(パ1位)

秋山翔吾(30歳)          ・金子侑司(28歳)

・浅村栄斗(27歳)          

山川穂高(26歳)

少し山川選手が若いですが、どの選手も西武において全く欠かすことのできない重要戦力だと思います。羨ましい…

広島東洋カープ

田中広輔(29歳)          ・松山竜平(33歳)

菊池涼介(28歳)          ・會澤翼(30歳)

丸佳浩(29歳)

タナキクマルはもちろん、阪神キラー(?)の松山選手や打てる捕手會澤選手。これらの選手がいない広島を考えられないですね。

 

他のチームも全てあげるのはしんどいですが、中堅野手がしっかりチームの軸になっているのが分かると思います。(例として巨人なら坂本選手、DeNAなら筒香選手、ソフトバンクなら柳田選手)

 

では、我が阪神タイガースはどうでしょうか。

阪神タイガース

・梅野隆太郎(27歳)

はい、終了です(笑)。フルシーズンスタメン張って戦えた中堅野手は梅野選手だけです。原口選手は代打中心、上本選手は怪我で戦力になれず。他は…まあ、伊藤隼太選手くらいか…スタメンには遠いけど…。

 

選手として脂が乗り、全盛期を迎える場合が多いであろう中堅層が、たったのこれだけ。投手も数えようとしましたが、、、投手も岩貞選手くらいですか?(汗)

はっきり言って、どうやって勝つつもりだったのかと、シーズン前の私に言いたい(笑)

 

そしてここで注目すべきなのは、これらの選手はおしなべてドラフトで指名し、自前で育成したという事。①ドラフトで的確に好素材の選手を指名し、②高い育成力をもって一流にしていく、この2点がきっちりできていないと中々この層を厚くする事は出来ないでしょう。

 

さて、まずは①から。高卒で中堅になるとしたら今からおよそ10年ほど前、大卒なら6年ほど前のドラフトになりますね。阪神 ドラフト くらいで検索していただければ分かりますが、もう、言葉にならないですね。はっきり言ってこの辺りで大失敗してます。1年目活躍した榎田選手は今や西武、藤浪選手、中谷選手は今年は不調、上本選手は怪我。代打の神様原口選手は良いとしてもなんやこれは……

 

でも、その前ならいいドラフトしてたんちゃうん?そう思った方はその前のドラフトをよく見てください。ええ、確かにその間に投手は良い選手を所々指名できてます(能見選手や岩田選手等)。本題の野手は、03年鳥谷選手まで遡らないとレギュラークラス0人なんですがそれは…

 

以上、少し前まで見ましたが(ドラフト選手書き出しは堂々とサボりました(笑))根本的に阪神のドラフトはおかしいのです。明らかに。故に、②を語る前に①の段階で好素材をとることすらロクに出来てなかったのです。

 

では、育成はどうだったのか。若手を起用についてM弓、W田政権のスタメンから確認しましょう。こちらも、是非調べてみてください(手抜きで大変申し訳ない)

えー、比較的この2人の時に使っていたのは俊介選手、柴田選手、上本選手。以上ですね。

1人戦力外になってしまってるんですが…

 

それどころかこの2人の時には西岡選手、城島選手、藤井選手、鶴岡選手等と外から獲得しまくってます。結果試合ではベテランばかりが出場していたと…

 

以上、そもそも素材の良い選手を取れてない①の問題と同時に、目先の勝ちにこだわるがあまりベテラン偏重の起用となった結果②の育成も若い選手、現在の中堅選手のチャンスが少なかった事が見えてきました。

 

前編で、低迷の原因は阪神の体質にあると述べました。まさにこれが体質です。良い選手を獲れない、育てない。致命的欠陥です。

 

今まで最下位にならなかったのは、その欠陥をプロ球団屈指の資金力にモノを言わせた外部補強による穴埋めを続けたから。そのような補強ではなく育成路線へ舵を切った以上、今年は補填が効かなかっただけの事です。

 

ここまで来たからにはもっと踏み込みましょうか。なぜ、いわば外様頼りの戦いが続いていたにも関わらず、それを脱却し少しでも我慢して若手選手起用を増やし世代交代をすすめられなかったのか。私はその原因は阪神ファンそのものだと思います。

 

人気球団として勝利を求める。もちろん大切な事です。ただあまりにも目先の勝利に囚われてしまった結果、少しでも勝てないと我慢が効かない。すぐに監督辞任、幹部辞任の声が飛び交う。真の課題に目を向けようとする声はかき消され、人が入れ替わっただけで同じ事が繰り返される。

 

一体いつまで同じ過ちを繰り返すつもりなのだろうか。西武が今のように育成路線をとり強くなるにも、広島が黄金期を迎えるのにも、かなりの年月を要した事は明らかです。一朝一夕で育成が出来るなら、どこも苦労などしないのでしょう。

 

とりあえず金かけまくって生え抜き選手など無視し、目先の強さを追い求めるのか。それとも、辛抱はいるけれども育成の地盤を築き、中長期的に強いチームを志向するのか。3年前の金本監督就任の際、どちらを取ったのか。そしてそれにファンは大歓迎で応えたのではなかったのか。別に金本監督でなくてもいいが、今の様子を見てると、他の監督に変わった所で成績至上主義な論評が飛び交い、頓挫するのではないかーー私にはそう思えてならないのです。

 

長年に渡って成績を気にして育成をせず、補強によってその場凌ぎを続けた代償はあまりにも大きかったと言わざるを得ません。その状況、体質を作り上げたのは外野のファンの目先の勝ちを求める声。もちろん私程度の分析には批判も多いでしょう。しかし本当に強い阪神をみたいなら、相応の我慢をする必要があると思います。采配はアレとしても監督の方針自体は間違ってないと思いますから。監督・コーチを変えるにしても、育成路線は堅持し、目先にとらわれない中長期路線でやってもらえる人でなければいけないと思います。

 

小手先の采配以上に根深い問題が横たわっているのが今の阪神なのです。最下位を契機に、しっかりとした見直しが進むことを期待して、長文を締めたいと思います。ここまで読んでくださった方本当にありがとうございました。

 

(年齢やスタメンのデータはプロ野球データフリーク様のものを参考にさせて頂いてます。)

 

追伸:この記事を推敲している間に、金本監督が辞任を表明されました。非常に残念です。こんな辞め方では阪神に戻ってくる可能性は低いと思いますが、またいつか阪神に戻ってきてくれる事を願います。お疲れ様でした。